ノートルダム大聖堂を想って…

実は私、今入院中です…。
入院3日目あたりで、パリのノートルダム大聖堂の火災のニュースを知りました。

12世紀に建てられたゴシック建築で世界遺産、何よりキリスト教徒の方たちには心の拠り所となっている場所でしょう。
尖塔が焼け落ちていくのを見るのは忍びなかったと想像できます。

結局、大きな3つの薔薇窓は無事であることが分かりましたが、どちらにしてもノートルダム大聖堂の薔薇窓をペーパーアートのローズウィンドウで再現してみたいと思いました。

3つの薔薇窓の写真を見て、圧倒的な美しさの北面の薔薇窓に惹かれました💗
まるで宝石を散りばめたような、色彩の煌めきを感じたのです。

クロッキー帳や色鉛筆など、考える道具一式を持ってきてもらい、写真とにらめっこをしながら、デザインを描き起こしました。
看護師さんに「毎日絵を描いているね〜」と言われながら、3日ほどで図案を作り、一気に作り上げました。

完成して、ベッドの枕元のブラケットの上に置いて撮った写真がこちら↓

ベッドの上に立ち上がって写真撮影しているところ、看護師さんに見られました😅

そして今はオーバーテーブルの上に、歯磨きの箱で台を作り飾っています↓



最初の写真、実物の写真と見比べて見て、まずまずの仕上がりになったと思っています✨

この作品を作ることが、自分の癒しに、パリの皆さん、世界中の人たちの心の癒しになりますように…。

入院中なのに無理をしているのでは?というご心配の声もいただきましたが、実は再現作品を作るのに大きなエネルギーは使わないんです。
それは、またデザイン講座でお話ししていきます😃👍

薬師寺智子☆色にときめくローズウィンドウ教室

ゴシック建築の教会の薔薇窓を模したペーパークラフト『ローズウィンドウ 』。作家、デザイナー、講師として創作活動をしています。 特徴①【デザインまで教えられる教室】 初心者の方だけでなく講師をされている方まで。「デザイン・色彩講座」では70名以上の方を指導しています。 特徴②【色相環技法】 薬師寺智子考案のオリジナル技法で、同じ色の繰り返しではない不思議な作品ができます。

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