ローズウィンドウの新作
COLOR 〜『イエスの塔』からのインスピレーション
「自然界のあらゆる色彩には境界が無く、美しく繋がっている。」
このガウディの言葉からのイメージで、「色彩のグラデーション」をテーマに作品を作りました。
ローズウィンドウは、紙を重ねて光に透かすことによって新しい色を生み出します。
この作品は、中心の白い光の部分から、次の闇のように暗い環までの間に200の色があります。
そして、その先に色彩のグラデーションが外に向かって広がっていき、また2018年8月に考案した「色相環技法」を使うことによって、円周方向でも色相環のように色が移り変わっていきます。
この作品では、限られた色の中から紙を選び、作品全体では約400色の色彩で繋がっていく世界を表現しています。
6/18(火)〜22(土)まで、名古屋のセントラルアートギャラリーで「花と土と人展」に出展しています。
この展覧会は、京都市立芸術大学 東海支部のグループ展で、4回水彩画で出展して、その後ローズウィンドウでも4回目となります。
(過去の出展作品についてはホームページをご覧くださいね。)
今年はたまたま消防の関係で、パーティションを1枚外さなくてはならず、自然光が入ってくるスペースがありました。
そこで、ここに展示させてもらうことに…
周りの先輩方のご配慮で、天井照明も消してもらえました。
(左の方の蛍光灯が写ってしまいましたけど…)
*「イエスの塔」は、現在建設中のサグラダファミリアの塔です。
芸術監督は、外尾悦郎さん。芸大の先輩です。
今年のお正月にBSの番組に出ていらっしゃって、その頃から構想を温めていました♪
アーティストとしてやっていくには、他の誰にもできないオリジナルの作品を作っていくのは当たり前のことですが、「紙は自分で染めないの?」「天井から吊り下げられるようなもっと大きな作品を作ってみたら?」などなど、大先輩からは手厳しいお言葉を頂きながら、次に向かっていきます。
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