星形多角形シリーズのローズウィンドウ完結

2020年秋から10か月ほどかけて作ってきた【星形多角形シリーズ】8作品。
コロナ禍での作品、初めは疫病退散の願いから五芒星で始まり、「withコロナ」での調和・バランスを取った作品へと変化していきました。
「go to トラベル」で旅行に行けた頃の伝統工芸をモチーフとした作品や、新しい時代のスタートを感じた時の作品など、その折々の世の中の状況と自分自身の気持ちに添った作品作りをしてきました。
最後に「人と人のつながり」、「未来へのつながり」を大切なキーワードとして、十二芒星でこのシリーズを締めくくります。
8作品全部の写真では、個々の作品が分かりにくいので半分ずつ…
こちらが前半の五芒星、六芒星、七芒星、八芒星。
そして後半の九芒星、十芒星、十一芒星、十二芒星。(1つ1つの作品は、ギャラリーページでご覧ください。)
このシリーズでは、私自身の新たな挑戦がたくさんありました。

まず、1つ目は経験したことのない分割数での作品作り。
この8作品は、10分割、12分割、14分割、16分割、18分割、20分割、22分割で作られています。
そして2つ目は、色相環技法での新しい試み。色相環技法を使った作品が8作品中3作品ありますが、十芒星と十二芒星には新しい方法を考えてみました。
このシリーズを作ることによって、多角形の描き方や星形多角形について調べることになり、幾何形への親近感が湧いて、ローズウィンドウに応用することができるようになりました。
また、新たな展開を模索しながら、皆さんと数学的な面白さを楽しみたいと思います。

薬師寺智子☆色にときめくローズウィンドウ教室

ゴシック建築の教会の薔薇窓を模したペーパークラフト『ローズウィンドウ 』。作家、デザイナー、講師として創作活動をしています。 特徴①【デザインまで教えられる教室】 初心者の方だけでなく講師をされている方まで。「デザイン・色彩講座」では70名以上の方を指導しています。 特徴②【色相環技法】 薬師寺智子考案のオリジナル技法で、同じ色の繰り返しではない不思議な作品ができます。

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